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熊本県植木温泉 旅館・松乃湯
熊本県植木温泉 旅館松乃湯
田原坂と熊本城を見学した後は、本日のお宿である植木温泉の旅館松乃湯へ急ぎます。
松乃湯は、植木温泉の中で一番古い旅館なんだそうで、地元では立ち寄り湯で有名のようです。
その為か、松乃湯は近所に住んでいる人達や、マイクロバスでの団体客がひっきりなしに来ていてとても忙しそうでした。私達が宿に着いた時も、杖をついたお年を召した方がいらしていましたが、靴を脱ぐおばあちゃんを従業員の方が支えてあげたり、とても親切に接していらっしゃって、また、その行動がとても自然なものだったので、見ていてとても心和む気持ちになりました。
地元のおじいちゃんおばあちゃんから人気があるのはお湯もさることながら、この温かい雰囲気なのかもしれませんね。
正直、建物や部屋にはかなりの古さを感じますし、一般的に旅館では、部屋に入ると目に付くところ(机上等)に宿の案内やTVの番組表がおいてあるものですが、松乃湯ではどこを探してもありません。貴重品を入れる金庫もなければ、冷蔵庫もありません。
そして一番私が驚いたのは、部屋に用意された旅館名入りタオルは、何度も洗濯された物で新品ではなかった事です。これがホテル等で使われる厚手のタオルだったら驚きませんでしたが、初めて使いまわしの薄手の名入りタオルを見たので本当にびっくりしました。(注:今は新品タオルが用意されています)
初めてだったので少し驚いてしまいましたが、よくよく考えたら宿泊料金は12,000/人と格安。綺麗に洗濯されているし、例えタオル一枚でも使える物を再利用するのは環境面でもよい事です。地元のおじいさんおばあさんが入浴後涼みながら寛いでいるフロント前をふいに思い出し「無駄にしない、物を大切にする」精神なのかなぁと思いました。
何だかこの旅行の時は、金庫や冷蔵庫、案内やTVの番組表のひとつやふたつでギャーギャー言うのが馬鹿らしいという気分になったんですよね。何か足りない物があたってそんなに大した問題じゃない。それよりも気軽&格安で温泉や家族旅行を楽しめたり、料理が美味しいならその方がいいな・・・と感じる事ができたのは、やっぱり温泉がよかったからかもしれません。但し、いつも高級旅館ばかりに宿泊されているような方は、もしかしたらこの時点で不満を感じるかもしれません。
さて、TVの番組表。ないとやっぱり不便なのでフロントに聞きに行きました。作っていないとの事でしたが、欲しいと頼むと「すぐにお部屋にお持ちします」といって本当にすぐ持ってきてくれました。 宿の従業員は女将さんに限らずみんなとっても親切で、優しい雰囲気です。
さて、宿泊した部屋なのですが、何しろ1年近く前の旅行で、広さは6畳だったか8畳だったか・・・それとも10畳だったか・・・正直覚えていません。「狭かった」という記憶はないので、たぶん8畳くらいだったかと思います。
部屋へ入って少し残念だったのは、何故か畳の上に柿の種が落ちていた事ですが、宿全体に流れる温かい雰囲気に「ま、いっか〜^^; 柿の種の1個や2個ノープロブレム、ノープロブレム」という気分になりました。

↑お部屋にはお花が飾られていました。まだ活けられたばかりなのか生きとしていました。
部屋には、トイレ・バス(確かユニットバスのようだった)がついていましたが、部屋付お風呂の浴槽がかなり汚かったのです。正直「掃除していないのかな・・・」と不安になったのですが、後で聞いた所によると温泉の成分がこびりついて落ちないのだそうです。
温泉の成分が濃いと、どんなに毎日一生懸命掃除しても、堆積するもんね・・・納得です。結局、部屋付お風呂には入りませんでしたが、お部屋のお風呂も温泉だったんだ・・・と驚きました。
部屋の洗面所の蛇口から出てくるお湯も温泉だったみたいで、朝起きて、温泉で洗顔ったせいか顔も体もツルツルになりました。顔を撫でさすりながら、まるで化粧水のような泉質を実感しました。
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